【つみたてNISA】楽天証券のおすすめ銘柄と選び方

投資

楽天証券でつみたてNISAをやってみたいけど、どんな銘柄を選べばいいか分からない、と悩んでいませんか?

かつて私もそうでした。

本記事では楽天証券の中で、特に人気のつみたてNISAの銘柄を紹介します。

実際に楽天証券でつみたてNISAを運用している筆者が、銘柄の選び方やポイント、各銘柄の特徴や実際に楽天証券でつみたてNISAを始める方法を解説します。この記事を読めば、これから何をすればよいのか、明確になると思います。

楽天証券でおすすめの銘柄を知りたい方はぜひ参考にしてください。

楽天証券のつみたてNISAの選び方のポイント

楽天証券のつみたてNISAの選び方のポイントは以下の3点です。

  • つみたてNISAに対応しているか
  • 信託報酬の設定はどれくらいか
  • インデックスファンドとアクティブファンド

それぞれ詳しく見ていきましょう。

つみたてNISAに対応しているか

そもそもその銘柄がつみたてNISAに対応しているかを確認しましょう。なぜなら銘柄の中にはつみたてNISA(つみたて投資枠)に対応していない銘柄もあるからです。

たとえば、個別株は一般NISAにしか対応しておらず、つみたてNISAで長期的にコツコツと運用していくことはできません。

銘柄を選ぶときには、該当商品がつみたてNISAに対応しているかを確認しましょう。

信託報酬の設定はどれくらいか

銘柄の信託報酬がどのくらいの設定なのかを調べましょう。長期的な運用を目的とするつみたてNISAの性格上、定期的に差し引かれる信託報酬は低ければ低いほど手元に残る資産は大きくなります。

わかりやすく言うと毎月10,000円を年利5%で20年間積み立てた場合の最終資産は、信託報酬がゼロの場合約407万円、1.5%では345万円になり、50万円以上も差が出ます。

信託報酬を知ることは、手元の資産を残すためにも大切なチェック項目の一つになります。

インデックスファンドとアクティブファンド

銘柄がインデックスファンドかアクティブファンドか調べましょう。手数料を見ると、インデックスファンドは指数連動型で安めな一方、アクティブファンドは投資のプロが運用するため高めで、運用結果もプロに左右されます。

運用方法の違いから、インデックスファンドはローリスクローリターン、アクティブファンドはハイリスクハイリターンといわれます。

つみたてNISAを堅実にかつお手軽に始めたい人は、手数料が安く将来性がある市場のインデックスファンドが相性がよいといえるでしょう。

楽天証券のつみたてNISAの人気銘柄5選

楽天証券のつみたてNISAの人気の銘柄は以下の5つです。

  • eMAXISSlim米国株式(S&P500)
  • eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
  • 楽天• S&P500インデックス•ファンド
  • eMAXSISSlim全世界株式(除く日本)

それぞれの特徴を紹介していきます。

eMAXISSlim米国株式(S&P500)

S&P500とはアメリカの代表的な指数です。ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している指標で、ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している代表的な500銘柄で構成されています。信託財産1口あたりの純資産額の変動率と対象のインデックスの変動率の一致を目的に運用を行います。

米国の優良大企業に投資をしたい人はeMAXISSlim米国株式(S&P500)がおすすめです。

ファンド名eMAXISSlim米国株式(S&P500)
委託会社三菱UFJアセット
基準価額24,281円
純資産(億円)29987.73
積立
再投資

引用:[楽天証券]

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eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)は、主に以下の3つのファンドへの投資を行います。

  • 外国株式インデックスマザーファンド
  • 新興国株式インデックスマザーファンド
  • 日本株式インデックスマザーファンド

上記への投資を通じて、日本を含んだ先進国ならびに新興国の株式等に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目指して運用を行います。

全世界の先進国・新興国に分散投資をしたい人はeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)がおすすめです

ファンド名eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
委託会社三菱UFJアセット
基準価額20,899円
純資産18205.66
積立
再投資

引用:[楽天証券]

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楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

楽天・全米株式インデックス・マザーファンドを通じて、主にバンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資します。CRSP USトータル・マーケット・インデックスとの連動を目的に、同様の投資成果を目指します。

アメリカ全土に幅広く投資をしたい人は楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)がおすすめです

ファンド名楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
委託会社楽天
基準価額24,906円
純資産12132.49
積立
再投資

引用:[楽天証券]

(12/29時点)

楽天• S&P500インデックス•ファンド

楽天・S&P500インデックス マザーファンドへの投資を通じ、主に米国の株式に投資し、S&P500インデックスに連動する投資成果を目指します。効率的に運用を行うため、信託財産として保有する有価証券の貸付取引を行う場合があります。

eMAXISSlim米国株式(S&P500)と同様に、アメリカの優良企業に投資をしたい人向けのファンドです。管理費用はeMAXISSlimよりもやや低く設定されています。

ファンド名楽天• S&P500インデックス•ファンド
委託会社楽天
基準価額10,806円
純資産138.34
積立
再投資

引用:[楽天証券]

(12/29時点)

eMAXSISSlim全世界株式(除く日本)

主に外国株式インデックスマザーファンドと新興国株式インデックスマザーファンドへ投資を行い、日本を除いた先進国および新興国の株式等に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)と連動する投資成果を目指します。

eMAXSISSlim全世界株式(除く日本)は日本株にあまりメリットを感じていない人や、先進国や新興国に成長性を感じている方におすすめです。

ファンド名eMAXSISSlim全世界株式(除く日本)
委託会社三菱UFJアセット
基準価額21,084円
純資産3582.73
積立
再投資

引用:[楽天証券]

(12/29時点)

楽天証券でつみたてNISAをするなら楽天VTIがおすすめ

楽天証券でつみたてNISAをするなら、楽天•全米株式インデックスファンド(楽天VTI)がおすすめです。

なぜなら楽天VTIは、以下のメリットがあるからです。

  • S&P500よりも幅広く4000銘柄を網羅している
  • リスクの分散投資をしている
  • 銘柄には中小企業も含まれている
  • 成長性を期待できる

VTIもS&P500も上位の組入銘柄はアップルやマイクロソフト、アマゾンやグーグルなど、誰もが知っている大企業なため、相違はありません。

リスクヘッジしつつ、成長性にも期待したい人は楽天VTIを検討してみてください。

楽天証券でつみたてNISAを開始する3つのステップ

実際に楽天証券でつみたてNISAをはじめるには次の3つのステップで開始できます。

  • WEB上でかんたん申し込み
  • 個人情報の入力
  • 資金を用意して取引スタート

それぞれ詳しく見ていきましょう。

WEB上でかんたん申し込み

楽天証券のホームぺージ(楽天証券 (rakuten-sec.co.jp))より、口座開設ボタンから申し込みを開始します。

引用:[総合口座の申込み|楽天証券]

また、申し込み画面より「楽天会員でない方」を選択、新規にメールアドレスを登録し、申し込んだ場合は、楽天証券から送信されるメールURLから手続きを開始できます。

個人情報の入力

以下の手順で個人情報を登録していきます。

  1. 提出する本人確認書類を選択しアップロード
  2. 本人情報を入力
  3. ログインIDの受領
  4. マイナンバーの提出

通常5分程度で設定は完了します。

資金を用意して取引スタート

以下のいずれかの方法で口座に投資資金を入金します。

  • 楽天銀行を利用している場合→マネーブリッジらくらく入金
  • 提携銀行のインターネットバンキングに口座がある場合→インターネットバンキングで入金
  • その他の場合→通常振込入金

いずれかの方法で口座への入金が完了したらいよいよ取引開始です。

楽天証券のつみたてNISAに関するよくある質問

楽天証券でつみたてNISAを始めるにあたってよくある質問は以下の2つです。

  • なぜ楽天証券が選ばれているの?
  • 毎月いくらぐらいつみたてればいいの?

それぞれ確認していきましょう。

なぜ楽天証券が選ばれているの?

楽天経済圏で生活している人に様々なメリットがあります。

楽天には様々なコンテンツがあり、楽天証券もその一部で、楽天経済圏と楽天証券を組み合わせて得られるメリットは以下の通りです。

  • 楽天ポイントが楽天証券でも使える
  • 楽天銀行や楽天カードと連携することで手数料が無料になる
  • つみたてNISAで資産運用し資産形成したい人にとって相性がとてもよい

楽天のサービスを利用する人が多いからこそ、たくさんの人に楽天証券が選ばれています。

毎月いくらぐらいつみたてればいいの?

楽天証券でつみたてNISAをはじめるなら、毎月10万円を上限に積み立てていきましょう。

なぜならつみたてNISA(つみたて投資枠)の非課税枠の年間上限額が120万円だからです。

毎月10万円を自動的に積み立てる設定にしてしまえばあとは自動的に非課税の枠内で資産が積みあがります。

そのため、毎月10万円を上限に積み立てることで、非課税枠を有効に使うことができるでしょう。

まとめ

つみたてNISAを楽天証券で始める場合のおすすめの銘柄がよくわかったのではないでしょうか。

ポイントをまとめると以下のとおりです。

  • 銘柄がつみたてNISAに対応しているか
  • 信託報酬はどれくらいか
  • ファンドはインデックスか、アクティブか
  • 口座開設と運用開始の仕方

次にやることはあなたの考えに合った銘柄を選ぶのみで、楽天証券でつみたてNISAを始められます。

後はあなたが思い描く未来像を想像して待つのみです。

本記事を参考に、楽天証券で気になる銘柄を選んでみてください。

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